久々の更新

のっけから言い訳がましくて申し訳ないとは思うのだが、更新が滞っていたのには訳がある。

このHPはandroidのスマホ経由で編集できるのでJimdoにしたのだが、ある日突然対応しなくなった。アプリの更新もなし。

PCで更新しようにも、うちのは既に化石となったXPとMac10。

完全にお手上げだった。忙しさにかまってPC環境の更新をおざなりにした結果である。自業自得。

 

すべからくスポーツには結果がつく。

 

勝者と敗者。栄光と挫折。幸福と不幸。

 

社会生活には明確な基準はないし、光の当て方一つでどうとでも切り替えられる。

個人的には人生は競い合うものではないし、上下の間隔で物事を割り切ろうとしても良い事なんか少しもないと考えてるし、そういった物事の見方一つで、世界は一変してしまう事だってあるものだ。

 

でも武道・スポーツを問わず、競技となれば全く違う。

何を競い合うのかには明確な基準があって、それに則して冷酷に両者を区分する。

 

そんな争いの渦中に子供たちは、その小さな体で自分より強そうにしか見えない相手に、親や先生の期待を背負い、文字通り身体を張って引くに引けない戦いを挑んでいるのだ。

吐きたくなるような緊張感・・、全てを捨てて逃げ出したくなる欲求・・そんな見えない恐ろしい敵とコートの外で闘いながら自らを奮い立たせ、自分の名前が呼ばれるその瞬間を待っているのだ。

 

勝った人間かける言葉はいくらでもある。

称賛・・・。祝福・・・。労い・・・。

 

では負けた人間には何を言えばよいのか。

 

自分語りになるが、僕ほど負けている人間もそうはいないと自負してる。

空手でも私生活でもである。むろん謙遜なのではない。

それを持ち前のというか訓練の成果得た強力な忘却力でカバーしているのだが、反面物忘れも非常に多く、困っている。

 

敗者の気持ちは痛いほど分かる。

あたかも自分が敗北したかのような感覚に陥ってしまう。

自分の記憶と符合しすぎてしまうのだ。

 

周りにおだてられて、つい出てしまったけど、やはり試合なんぞ出なければ良かった・・。

勝てる筈なんてなかったのだ。

僕にはそんな大それた力など、ある筈がないのだから・・・。

 

 

信頼、期待を裏切り、 全てを失ってしまったかのような喪失感、。

激しい悔恨。

自分に対する不甲斐無さが心一杯に広がり溢れ出す・・・。

 

反面、周りを見回せば賞状をもった笑顔溢れる、沢山の同輩たち・・・。

それらに向けられる賛辞・・。

嫉妬が心に黒い影を落とし、あるとありゆる、負の感情に押しつぶされそうになる。

 

そんな人間に、よく頑張ったね次頑張ろうなと言われて、簡単に割り切れる筈がない。

次ではなく、選手達にとっては今の目の前が現実が全てなのだし

そんな人間に慰めなんてしたら、正常な言語感覚をもつ人間同士なら、激怒するかもしれない・・。

 

「ここはよかったけど、ここは直してこうね。」

それが解ってるんだったら、前もって教えとけと言ってる自分に対して思ってしまう。

 

「気にするな、忘れろ。」

気にしなくて良いなら、そもそも試合に出る必要もないですよね。

 

今回、痛烈に反省しているのは、試合に関係ない平常時にこそ、負けた時にどう関わって欲しいのかを一人一人に対し、冷静に見極めなければならなかったのに、僕はそれを怠っていた。

日々の忙しさ、なんとかなっている現状・・・。先送り。

 

・・子供たちから、また貴重な事を学ばせて貰った。

彼らが体を張って渾身の勇気を振り絞って僕に全力で教えてくれたのだ。

改めて感謝したい。

 

「君たちの悔し涙は一滴も無駄にしない。本当にありがとう。」

 

勝者よ、おごるなかれ。敗者よ今こそ自らを誇り胸を張れ。

 

今日勝った者たちで、負けた涙を知らない人間はうちには一人もいない。