前回、ブログを書いてから2か月も経ってしまってました。光陰矢の如しw
お正月早々親善大会があって、道場の行事だけでも昇級審査、新年会、三国強化稽古、八幡宮賀詞交換会、日和空志会大会、桜空杯大会があって、それに県本部の選挙事務だの、県知事杯の下賜請願だの、審判講習会だの、仕事の合間にこれだけあると、もう目まぐるしすぎて目が回ります。
そりゃあ、ブログなんてかいている暇がありませんよ。
そんな中、うちの道場生二人と一緒に、自分も世界大会の代表選考会選出されるという快挙(笑)。日本代表候補が3名在籍する道場。
子供たち二人は実力もあるし当然の選考だと思うんですけど、自分はなあ。
正直、熟練者大会に出ている時は世界大会の代表選考会を兼ねるということで、よっしゃ一丁、記念参加したろと気軽に出たんですけど、まさか残ってしまうとは。尊敬する偉い先生にも、えっ!?お前、なんで形で選考会に残っとるんだ????と本気で不思議がられ、おまえ組手はどうだったの???
と聞かれしどろもどろ。
えっ!?・・・クミテッスカ・・・アッ、オス・・・・。と、まさにみらくる。
この勢いで世界大会にも記念参加したい!
でも、うちの子達は大本命です。
こっちはミラクルでもなんでもない。がんばれ倉品!がんばれ悠人!!と思う次第です。
さて、ここからが本題。
以前にも触れましたが、空手は三位一体。
基本があって、形があって、組手がある。
これのどれが欠けても空手ではないし、一つだけ突出したものがあっても空手が出来るということにはならない。
その理念の基に、協会の全国大会は総合優勝者(形・組手どちらか優勝、かつ他方が3位以内)があるわけです。
総合優勝者>組手のチャンピオン・形のチャンピオン。
該当者がいなければ、総合優勝者も不在となる。
そんな中、わが神奈川県も今回の県大会から、漸く、悲願だった神奈川県知事賞が出ることになったんですけど、同じように総合優勝者を最優秀賞と認定することになりました。こちらも該当者がいなければ授与なし。
なにが言いたいかというと。
すべての空手指導者は特にこれを大事にするべきだろうなと。
空手ってとっても残酷で、試合でも稽古でも動かない事にはやる方も、指導する方も稽古にならない、でも動くと個人の技量があけすけに見えちゃう。
だから、おまえらもっと基本をやらんか!形を稽古せんか!とか偉そうに言う手前、そこはそこでシッカリ稽古しておいて、さらに組手でポーンと楽に献上しなければならないわけですよ。
これは試合に出ようが出まいが一緒。どーせ動いたらみーんなわかっちゃうんだから。
今回、自分事ながら非常に幸運に恵まれまして、形・組手どちらも選考会にエントリーされたんですけど、唯一自己肯定できるのが、そのバランスというか、空手にたいする姿勢みたいなものが評価されたのが嬉しいと未熟者なりに感じるわけです。
形も組手もどっちもやって当たり前。稽古して当たり前。
それを両方稽古し続けている指導者だけが言えるわけです。
基本がたらん!!!!って。僕、今だけは、エラソーに胸張って言えます。
世界大会もちろん楽しみですし出来るなら皆で参加もしたいんですけど、とにもかくにも形・組手、両方全力宣言です。
周りを巻き込みながら、全力で猛稽古しちゃいます。
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